第137号の4
◇◆東本願寺
教樂寺の正式名称は、専修院 松風山 教樂寺と申します。教樂寺は、真宗大谷派です。宗祖親鸞聖人の教えを学んでいます。真宗大谷派の本山、東本願寺は正式名称を「真宗本廟(しんしゅうほんびょう)」といい、御影堂(ごえいどう)には、宗祖親鸞聖人の御真影を、阿弥陀堂(あみだどう)にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。
親鸞聖人亡き後、聖人を慕う多くの弟子によって建てられた京都東山の廟堂を起源とし、織田信長との石山合戦を契機に西本願寺と分派した後、1602(慶長7)年に徳川家康から京都烏丸七条の地を寄進されこれを機に御影堂・阿弥陀堂の両堂が建立されました。
◆◇永代経(総経)の法要
亡くなられた方から残された者へメッセージは、「やがて死に行くいのちを輝かせ、喜び、あなたらしく生き抜いて欲しい」という「願い」です。「南無阿弥陀仏」の念仏は、「その願いを感じました。受け取りました。気づきました。」という仏さまと自分への返事なのかもしれません。『願い』を聞き、受け取ることで、私たちと仏さまの関係がかけがえのない意味を持つのではないでしょうか。「仏さまからの願い」が、これからも長く私たちに届くことを念じて永代経が今年も、勤まります。
永代経志は念仏相続のため、本堂の護持や仏具荘厳のために当てられています。
日 時: 5月19日(日)午前9時 受付
法 話: 午前10時30分
講 師: 伊東 恵深 先生(松阪市西弘寺住職)
講 題:「 」
※5月19日は、町内清掃の日と重なっています。お忙しい日とは思いますが、永代経の法要は年度の予定通り勤めさせていただきます。おこころに、お留め置きください。
◇◆本堂清掃のお願い
5月11日(土)午前9時30分から行います。当番は2組です。よろしくお願いいたします。
◆◇婦人講からのお知らせ
音楽法要の練習は、5月14日(火)午後1時30分からを予定しています。楽しいひとときをすごしましょう♪
◇◆ここに、あなたを待っている人がいます。そのことを忘れないでください。
今は苦しくても、穏やかな睡眠・楽しい発見・社会とのつながり・感謝の気持ち、そして大事なことを考え続けることを大切にしてください。弥陀の願いを受け取りましょう。
◆◇本堂での葬儀
子どもの頃、お寺によく遊びに来たなぁとか、本堂さんで、昼寝をしたわという話を聞きます。親せきの年忌にお参りに来たことがあったなぁ、法話を聞きに来たこともあった、音楽を聴きにきたこともあった、落語もあったなぁ。。。お寺は、本来、人が集まる場所なのです。古い本堂の天井に、教樂寺が、寺子屋のようなことをしていた跡もありました。
家族葬について、聞かせていただくことがありますが、家族葬とは言えセレモニーホールでは、大切な方を見送る儀式だからと、様々な企画や準備をしていただけることもあります。また、お立場上、多方面の方々の参列が予測される場合もあると思います。ご家族の方と相談しながら、みんなが集うことのできる本堂でお世話になった方や懐かしい方と、最後のお見送りをして差し上げたいと思われる方の声もききます。関わりが、希薄になってきている時代だからこそ、今一度考えていきたいことですね。
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